源泉総数は大分が段トツ
環境省は12日までに、2021年度「温泉利用状況」をまとめた。22年3月末現在の温泉地数(宿泊施設のある場所)は全国で2894カ所となり、前年同月時点と比べ40カ所減っていることが分かった。源泉総数は大分県が5093カ所と断トツの多さを誇っている。
源泉総数は2万7915カ所で、前年度比54カ所減。総数のうち、利用源泉数は1万7025カ所。内訳は自噴が4056カ所、動力1万3030カ所。自噴、動力とも減っており、それぞれ、35カ所、26カ所減。
一方、未利用源泉数は1万891カ所で、うち自噴が3638カ所、動力7253カ所となり、自噴が69カ所減っているのに対し、動力は76カ所増だった。
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